女性ばかり４世代である程度独立して暮らすために計画された住宅。

家族それぞれのプライバシーとつながりを程良く保つため、中庭と回廊で母屋、母親娘のスペースを分棟し、離れていても向かい合う方がコミュニケーションとしては良いと考えた。ほどよい距離感とつながりを持った住宅となった。

また、祖母の部屋からデッキ、玄関、車寄とバリアフリーのスペースが１本につながり、祖母が雨の日でも車にアクセスしやすいよう配慮した。

日中は中庭が近所の人々の集まる場所として利用され賑やかな毎日になっているようだ。