概要
わずか66㎡、20坪にも満たない土地に夫婦とその娘2人、いたずら盛りの孫娘2人と犬の計6人と一匹の賑やかな家族がそれぞれ独立した部屋を持ちながらも楽しく暮らせる、「こんな狭い土地にこんな大空間が・・・」と驚かれるような住宅になった。
スチールの網で出来た階段を通して降り注ぐ天窓の光、4m程もある天井のダイニング、人を優しく迎える木格子のアプローチ、階段の左右のスペースをスキップさせて半階ごとにそれぞれの部屋に入れるようにして階段が廊下の代わりをしていて、その光溢れる空間を家族が毎日移動して暮らせるようになっている。階段を上りきって光が降り注ぐペントハウスを抜けて、屋上に上がると大阪の町が目の前に開け、ローコストながらとても贅沢な住宅になった。